腸洗いをした。
ここに書くのははじめてなので、少し説明をしておく。
正式には「灌流法」「colonic therapy」と呼ばれるもので、肛門に管を挿して液体を注入し、腸を洗浄する健康法である。私は便秘対処に用いている。
最近は国内でも実施しているクリニックがあるそうだが、私は自宅で和田研究所が出しているシャワラーという商品を愛用している。(他にも、凛々さん経由で知ったがこんな製品も出ているそうだ。こちらは、微温湯でなく薬を混ぜて注入するらしい。)
シャワラーを使うコツをつかむのは難しくない。実演ビデオもついている。使う直前に少し水を出して管の先を湿らせておけば痛みもなくスムーズに挿入できる。
というより、便秘でなかった時期というものがない。ものごごろついて以来成人するまでは、便秘→下痢として排泄、のくりかえしだった。隣市の小学校で夏休みの日誌に、排便の記録欄があると聞いて、なるほど毎日でる人もいて、世間ではそれが正常ということになっているのだなとおぼろげながら悟ったのが、自覚のはじまり。
当時、腹痛が兆すと用いたのがこれ。プラシーボ効果も後押ししたのだろうが、大抵はこれでお通じがついた。
便秘とは関係なさそうだと見極めのついた腹痛について相談しに行った内科ではじめて、バリウム剤を飲んだ。その後の便の色(白い便が出た)よりも、話に聞く「形も固さも見事な」便が出てお腹の中がすっきりしたことのほうが大発見だった。
すっきりしたのはお腹だけではない。いつもどんより重い頭も、思えば便秘の悪影響だったと今ならわかる。
…は、最初は効果があるように見えるが、常用して排便習慣が身につくまでには至らなかった。
これは効く。
某駅のスタンドで摂取してから出勤すると、昼間のうちに便通があった。残念ながらスタンドは閉鎖してしまった。別タイプの青汁が効果があるかどうか今試している。
[運動]ヒップ・エクササイズ30分
[本]
内田春菊「ほんとに建つのかな」祥伝社
佐野眞一「だれが「本」を殺すのか」上下 新潮文庫
クレア・シルヴィア&ウィリアム・ノヴァック「記憶する心臓」角川書店 1998
最相葉月「青いバラ」小学館 2001